ユリの花 種類と楽しみ方

ユリの分布地

ユリの原種は100種類以上あり、その分布地は幅広く、ヨーロッパ・アジア・北アメリカなどに分布しています。主に亜熱帯に多くみられると思われていますが、温帯や亜寒帯の地域や山岳地帯などにも自生します。一般的にはユリは石灰質ではない弱酸性の土壌を好みます。

代表的なユリの種類

ヤマユリ亜属:ヤマユリ・ハカタユリ・ササユリ・タモトユリ・オトメユリ・カノコユリ等
テッポウユリ亜属:タカサゴユリ・テッポウユリ・リーガルリリー等
Liriotypus:ニワシロユリ(マドンナリリーなど)
カノコユリ亜属:タケシマユリ・マルタゴンリリー・クルマユリ等
スカシユリ亜属:スカシユリ・エゾスカユリ等
Sinomartagon:マツバユリ・ヒメユリ・キカノコユリ・オニユリ・コオニユリ・イトハユリ等

ユリの分類

英国王立園芸協会が1964年に定めた園芸分類に基づいて分類すると以下のようになります。

アジアティックハイブリッド:主にエゾスカユリ・イワトユリ・ヒメユリ・イトハユリ・マツバユリ・オニユリ等アジア原産のユリを親として交配された品種群です。この品種の特徴は香りはありませんが日向を好み、栽培がしやすく丈夫です。この分類のユリをスカシユリと総称されることが多いです。
ロンギフローラム・ハイブリット:この品種群は日本原産のテッポウユリやタカサゴユリです。この2種の交配種は一年で開花し、切り花によく利用されている新テッポウユリになります。

ユリの楽しみ方

ユリは飾るだけで鑑賞と香りの二通りの楽しみ方ができます。香りも大変良いのでユリをお香やアロマオイルとして加工して利用されていることも多くみられます。他にもユリ属の植物の鱗茎をユリ根として食することもあります。これはユリの葉の部分が変形した鱗茎に養分が溜まるので栄養が豊富なので漢方薬としても用いられています。主にコオニユリの鱗茎を一般的にユリ根として食されていることが多いですが、その他にもオニユリ・ヤマユリ・カノコユリも食用として食べられます。料理方法としてはそのまま食することもできますが、茶わん蒸しやかぶら蒸し、炊き込みご飯や和菓子までバリエーション豊富です。

最後にユリの花言葉もご紹介いたします。
白いユリ…清らかで汚れなき、魅惑なひととき
黄色のユリ…真実ではない、喜び楽しみ
スカシユリ…飾らぬ美
テッポウユリ……心に汚れなく清らかな